前頁の要領で設定をしていきます。 どこまで絞るかは、「あなた次第」ですが、特筆すべきものだけ書いておきます。 なお、設定レポートを添付しておきますので、それぞれの項目の意味はググってください。
●移動プロファイルの場所をファイルサーバにする:場所 コンピュータの管理 →ポリシー →管理用テンプレート →Windowsコンポーネント →リモートデスクトップ サービス →リモートデスクトップセッションホスト →プロファイル :設定値 有効:\\hogeFile1\hogeRD$\Profiles
●フォルダリダイレクトの格納場所をファイルサーバにする。:場所 ユーザの構成 →ポリシー →Windowsの設定 →フォルダリダイレクト ”AppData”から”保存されたゲーム”まで右クリック→プロパティで設定します。 :設定値 設定:基本―全員のフォルダーを同じ場所にリダイレクトする 対象フォルダーの場所: ルートパスの下に各ユーザのフォルダーを作成する \\hogeFile1\hogeRD$\FolderRedirect ●各ユーザフォルダにAdministrator権限を付与する※設定しなければ、ファイルサーバ上にAdministratorでも削除できない(実際にはしにくい)ファイルができる。 :場所 コンピュータの管理 →ポリシー →管理用テンプレート →システム →グループポリシー →”ユーザー グループ ポリシー ループバックの処理モード” :設定値 有効:モード=置換 -------------------- :場所 コンピュータの管理 →ポリシー →管理用テンプレート →システム →ユーザプロファイル →”Administrators セキュリティ グループを移動ユーザー プロファイルに追加する” と →”移動プロファイル フォルダーのユーザー所有権を確認しない” :設定値 有効
●ユーザ同士で使用する共有ドライブを準備する:場所 ユーザの構成 →基本設定 →ドライブマップ を右クリック→新規追加 :設定 アクション:更新 場所:\\hogeFile1\hogeShare 再接続:ON ラベル:ほげ共有 ドライブ文字:U
その他、コントロールパネルを制限したりしています。参照→このページの添付ファイルGPO-Computers-RD.htm とりあえず完了。 ユーザtest-hogeさんがログインするとこんな感じです。 ユーザの”デスクトップ”や”マイドキュメント”等の個人別ファイルがファイルサーバに収まっています。 またプロファイルもtest-hoge.HOGE.v2というフォルダに収まっています 共有ドライブ内のファイルもファイルサーバにあります。
これでリモートデスクトップサーバを入れ替えても、ユーザにはほとんど負担が無い状態となりました。
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