2-6:リモートデスクトップサーバへのポリシー適用(1)

ここでやること

ADサーバ hogeAD1 でGPO設定を変更して
RDサーバ hogeRD1 で設定適用状態を確認する作業を繰り返します。

 作業時間 0:15
 費用 Windowsの設定なので0円

作ります

まずは設定方法の説明です

hogeAD1で、”グループポリシーの管理”を開き、GPO-Computers-RDで右クリック→編集を選択します
”グループポリシー管理エディター”が開きます
ここで設定していきます。


設定適用方法は・・・
hogeRD1へAdministratorでリモートデスクトップ接続します。
コマンドプロンプトで
gpupdate /force
を実行すると適用されます。
C:\Users\administrator.HOGE>gpupdate /force
ポリシーを最新の情報に更新しています...

コンピューター ポリシーの更新が正常に完了しました。
ユーザー ポリシーの更新が正常に完了しました。
ではやってみましょう。

1,リモートデスクトップセッションホストサーバのライセンスモードを決める。

 hogeAD1  hogeRD1
   実行前:ライセンスモード未構成
管理ツール→RDライセンス診断機能 を実行した結果
コンピュータの構成→ポリシー→管理用テンプレート
 →Windowsコンポーネント
   → リモートデスクトップサービス
    →リモートデスクトップセッションホスト
     →ライセンス
を選択して、
リモートデスクトップライセンスモードの指定
を開く。
”有効”を選択して、”接続ユーザ数”を選択する。
 
   gpupdate /force を実行する
   RDライセンス診断機能 を再度起動(もしくは再読み込み)すると・・・
ライセンスモードが、接続ユーザ数
となり、
警告メッセージが1行消えている
・・・と、こんな感じで設定していきます。

2,次に利用者の制限に関する設定を1つやってみます。

テストユーザtest-hoge でリモートデスクトップサーバへ接続してテストをします。
ここまでの手順では、test-hogeさんに、hogeRD1へのアクセス権限はありませんので追加します。

hogeRD1で
コンピュータの管理→ローカルユーザとグループ→グループ→Remote Desktop Users を開く
Group-hogesを追加する。
これで、test-hogeでリモートデスクトップ接続できます。

ユーザ制限をする前に、”おまじない”を。。
コンピュータの管理
 →ポリシー
  →管理用テンプレート
   →システム
    →グループポリシー
     ”ユーザグループポリシー ループバックの処理モードを構成する”
有効:置換
としておく。
これにより、コンピュータ所属OUの「ユーザ構成」ポリシーが適用される。
・・・つまり、このhogeRD1 が所属するOU:Computers-RD の GPOのユーザ構成部分が
最終的に適用される。らしい。


さて、それではユーザに対する制限をかけます。
ローカルドライブを非表示にしてみます。
 hogeAD1  hogeRD1
  ユーザ:test-hogeでログイン 
変更前:普通にCドライブが表示されています。
ユーザの構成
 →ポリシー
  →管理用テンプレート
   →Windowsコンポーネント
    →エクスプローラ
    ”指定したドライブを[マイコンピュータ]内で非表示にする” 

有効として、”A,B,CおよびDドライブを制限する”にする。    
 
   はい。消えました。
https://sites.google.com/a/mugi.mobi/awsdaas/2/2-6/GPO4-4.png

こんな感じで絞っていきます。


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