2-2:作業用サーバをドメインに参加させる

ここでやること

作業用サーバ(192.168.101.5)をhoge.localドメインに参加させます。

 作業時間 0:10
 費用 手順1-2の続きの作業となりますので0円

1,DNSをADに向けます

 スタートボタン右クリック→ネットワーク接続を選択→”イーサネット”を右クリックプロパティ
   →インターネットプロトコルバージョン4を選択してプロパティボタンを押す。

次のDNSサーバのアドレスを使う。にADのIPアドレスを入れてOK。

ちなみに、WorkSpacesもこういう設定方法をしています。

2,コンピュータ名の変更とドメイン参加

 スタートボタン右クリック→システムを選択→”システムの詳細設定”をクリック
   →システムのプロパティで、”コンピュータ名”タブを開き、変更ボタン
 コンピュータ名:hogeSagyouとします
 ドメイン:hoge.local
 OKを押すと、ドメインのアドミニストレータパスワードを求められます。
 先ほど変更したAdministratorパスワードを入力します。
再起動。です。

再起動なので、もちろんリモートデスクトップ接続も一度切れます
数分待ったのち、再び作業用サーバへログインします。
ログインユーザは、hoge\Administrator とし、先ほど変更したパスワードで接続します。

これで、作業用サーバはADドメインの配下となりました。

3,ADに接続できない時のための準備

さて・・・
もし、ADが不慮の事故でお亡くなりになった場合を考えてみましょう。
サーバを起動して、そこにログインしようとしたとき、先ほど設定したDNSサーバがないため認証が行われません。
つまりサーバは生きているが、ログインできないのでどうにもできないという状況になります。
(パスワードリセット方法はありますが面倒です)
なので、ローカルユーザとして1アカウント作っておきます。

コンピュータの管理でユーザ:hogeAdmin を作ります。
パスワードは複雑なものにしておき、無制限としておきます。
このユーザを、ローカルグループのAdministratosに所属させておきます。
作業用サーバにリモートデスクトップ接続を行い、
アカウント:hogeSagyou\hogeAdmin
パスワード:ローカルユーザのパスワード
でログインできることを確認しておきます。
これでDNS非依存の緊急回避用ユーザができました。



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